テラダのブログ

どこにでもいるふつうの大学生がちょっとカッコつけて書くブログ

#17 センター試験利用入試

今日は寺田の受験七不思議から一つを…

 

センター試験利用入試という悪魔がいる。センター試験の結果だけで合否が出るコスパのいい受験方式だ。受験料も安く、一回の受験で複数の学校を受けられるというメリットから多くの受験生に滑り止め用として利用される。僕もセンター利用でいくつかの学校を受験した。しかし、センター試験というものは魔物がおる。結果としてセンター試験で思うように点が振るわなかった僕のセンター利用は多くが失敗に終わった。

 

そんなセンター利用でもA判定が出た某大学があった。センターリサーチと言われるセンター試験の自己採点を入力するだけで各大学のセンター利用の判定が見られるシステムがあり、受験生はそれで一喜一憂するのだ(一般受験に向けて一喜一憂している暇はないのだが)

東進のセンターリサーチでも河合塾センターリサーチでもA判定が出た。さすがに喜んだ。傾斜配点(一番得点率が高い教科の得点を2倍にするや、国語の漢文をカウントしないなどの変則的な配点)があまり出来の良くなかった僕を味方してくれていたのだ。一応某大学の去年の受験データを見てみると僕のセンター試験の点数は去年の合格最低点より30点近く高かった。正直な話「合格を確信」した。一般受験が始まる前に合格が確信できたのはよかった。とりあえず浪人回避出来たことに安心した。

 

そして合格発表、いや合格確認といったところか。お察しの通り結果は不合格。

 

なんでや。

 

いくら入試がむずくなっているとはいえ合格最低点を30点超えているんだで。

 

僕は自己採点を疑った。多分マークミスしてたんだ、畜生。

ちなみに某大学は一般も受けておりそちらは無事合格、よかった。行かなかったけどね。

 

 

そして時は流れて4月。センター成績開示。速攻で確認した、自己採点ミス0。なんでや。

 

 

某大学はセンター試験の得点以外で判断するんだと本気で思った。入試課を爆撃しようかと思ったりもした(一般蹴っているから爆撃する筋合いはないんだけどね)

 

なんやかんやで某大学の恨みを持ったまま6月になり、改めて某大学のホームページを見てみると2020年度の入試データが更新されていた。これで全てがはっきりする。もしセンター利用の合格最低点が僕の点数より低ければこれは大学の闇を暴いてしまうことになる。

恐る恐る確認した。合格最低点は僕の得点より10点ほど高かった。まじかよ。大学が爆破される理由も闇もなく、ただ僕がおバカさんだったのだ。

 

データをみると募集定員に変更はなかったのだが、合格者数を去年の30%まで絞っていたのだ。やられた。誰がこんなこと予想できたであろうか。こういうことを大学というものは何も言わずにやりやがるものなのだ。去年のデータですら参考にならない時がある。

 

本当は「センター利用に期待をするな!!」と言って締めくくりたかったが、今年から共通テストが始まるので形式がどのように変わっているのかは僕にはわからない。なので、ざっくりとしたコメントで締めさせていただこう。

「受験生頑張れ!!!」

#16 僕が中学の時に理不尽ビンタをくらわなった話

 

 

この前、なんとなく中一の頃のライングループを見返してみたらノートに「喧嘩はやめろ、退会は無し、楽しくトークしよ」とか誰かが書き込んでいたのを見て「うっ」ってなった。

 

こういうやりとりをしなくなったなぁ成長(?)を実感するとともによく自分はこういう付き合いの中でやってこれたなぁ・・・なんて今になると思う。あの頃は真剣に中学生活を送っていたから気づかなかったけど、こういう不良紛いとかいじめとか中学校はずいぶん歪な空間だったと思う。「仲間外れ」とか今考えれば「ほっときゃいいやん」で済む問題を大々的に取り上げていたのを不思議に思うけどそれは僕が「仲間外れ」を経験したことがないから言えるのかもしれない。もっとも僕はどこか「仲間外れ」にされていたのかもしれないけどね...気付かないようにやってくれるなら構わない。

 

 

僕は足立区という治安が悪くヤンキーが多い区(それは北の方の話)の公立中学校で中学生生活を送ったのだが、その割には面白い悪いエピソードが少ないと思う。今週のオードリーのオールナイトニッポンで若ちゃんが小学生の頃、野球してたら一個上の先輩にビンタされて場所を取られた話や仲良かった先輩が急にタバコを吸ってシメてこようとした話とおもしろエピソードトークをしていたのを聞いて「僕には無いな...」って少し寂しくなった。

 

 

不完全不良と関われる機会なんてせいぜい中学までだ。今、同年代の不良と口論になったらしっかりシメられるだろうね。僕は賢いからそうなる前に2000円差し出して土下座すると決めている。足立区に住んでるからには一回くらい理不尽ビンタくらってそれをトークできたら良かったなんて今なら言えるけど本当に小学生や中学生の頃に理不尽ビンタされたら一生トラウマになるような気がする。やっぱくらわなくて正解かも。

 

 

毎日が、今になって気づくことばっかりだ。中学生も今となっては面白い3年間だった...かもしれない。そんなことないか。

#15 日課のハードルの高さってどれくらい?  

 

 

同じような1日が繰り返されることは価値がないのだろうか。もちろん、新しい刺激を取り入れていくことは重要だと思うがそれと同じくらい同じことを繰り返すのが重要なのかもしれない。

 

と僕は「1日1枚」を目標に写真を撮り続けている(サボる日もあるけど…)毎日写真を撮ることはモチーフを探すなどいろいろ大変なのだが今のところ順調に続いている。おそらくそれは「毎日やる」ことで心理的ハードルを下げているため続いているのだと思う。

 

僕は割とルーティンワークが得意で毎日やると決めたことは結構真面目に続けることができる。「1日1枚」もなんならこのブログもなんやかんやで終わることなく続いている。昔はTwitterに毎日投稿をしていたこともあった。ルーティンワークが得意だからこそ受験勉強をしていた頃は毎日塾に行くことを大切にしていた。

 

いじっぱりな性格だから、やると言い出したことは良くも悪くもなかなか曲げられないし自分が怠け者であることも知っているから辞めたらもう続かないことも想像できる。やっぱりルーティンワークがむいているのだと思う。

 

「勉強が辛くなったら1日ぐらい勉強をしない日を作ってもいい」と受験生の頃何回か言われたが僕はそうは思わなかった。習慣化することは行動に起こすハードルを下げるだけでなく勘を育てるのにも役に立つと思うからだ。スポーツ選手なんかだと「1日練習をしなかったら元の状態を取り戻せるまでに3日かかる」とか言われていた気がする。僕は私立大学文系受験だったので直前期は受験する科目には毎日触れるようにしていたし。勘は土壇場で凄まじい威力を発揮するから毎日勘をコツコツ育てていくことは凄く大切だと思う。まぁさっきのアドバイスをした先輩方は僕よりいい大学に進学しているので彼らの方が正しいのかもしれないけどさ。

 

そんなルーティンワーク大好きの僕が新たに日課に加えたのが縄跳び。1日3分跳び続けたら終わりという超シンプルメニューであるため雨が降った日以外は続いている。ちなみに今のところ体力が持つのは2分が限界なのでメニューが厳しくなるのはもっと先になりそう。毎日やっているからふくらはぎの筋肉痛が治らない。ここまでクソガリガリ野郎に成り下がっていたことにショックだったが無理は禁物なのである。まぁ心配ない。今はクソガリガリ野郎だが、コツコツ野郎でもあるため、すぐにただのガリガリ野郎ぐらいにはランクアップできるだろう。継続は力なり。継続は力なり。

 

#14 花を撮る毎日

1日1枚を目標に写真を撮っていたら花写真家になっていた……ってのは冗談ね。

 

カメラは毎日触っていた方がいいってどっかの写真家が言っていたようなのを思い出し、毎日写真を撮ることを決意するも、緊急事態宣言。仕方がないのでどこでもドアを開いて花の世界にワープした僕。花、意外と面白いじゃん。幸運にも僕は花の世界への年パスを持っているので毎日通ってみると意外と「花が咲く」って一瞬なんだなって思う。この前写真をしつこくTwitterにあげたニッコウキスゲは全ての花が咲き終わり、鈴蘭も今では花が落ちて緑色の棒になっている。ずっとこの花の世界と暮らしていたのに、全然知らなかった花に気づけたのは外出自粛、オンライン授業のおかげかもしれない。「2限が終わって3限がないからちょっくら観察しに行くか」なんて軽いノリで花観察が今では日課になっている。

 

花が僕を飽きさせてはくれないのは一瞬が連続して起こるところで、ツツジが咲き終われば紫陽花が色づき始めるように花が順番を守って登場してくるから面白い。1日1枚の対象としてはすごく優秀。寝ているだけのねこたちよりよっぽど魅せてくれる。ひまわりでも植えればよかったなぁ

 

明日も晴れるといいなぁ

 

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#13 リンゴ板とリンゴペン

  

 先週、ついにiPadが届いた。前回のブログで話していた例のiPadだ。iPad第五世代からiPad Air第三世代に買い換えるとApple Pencilが使えるようになる。これが楽しみで楽しみで仕方なかった。どれほど楽しみにしていたかというと、到着予定日の朝に見た夢にiPadが出てくるぐらい楽しみだった。

 

 

Apple Pencilの使い心地は非常に良いものだった。百均のボロタッチペンと違って、iPadに手を乗っけた状態で物が書くことができる。これがどれ程便利か、同じI C T教育を受けてきた同級生ならわかってもらえるだろう。

 

 

僕が購入したApple Pencilは第一世代で、欠点は充電方法だった。ペン先ではない方にLightning端子が付いており、iPadのLightning端子にぶっ挿して充電するというApple製品とは思えないほどのダサい充電方法である。まぁ僕は外出先でApple Pencilを充電する機会なんてないし別にダサくてiPadカブトガニみたいになってもいいやと思っていた。ところがビックリ、Apple Pencilの充電スピードがめちゃくちゃ早い。すごく快適である。バッテリーの持ちもよく、充電のスピードも早い。Apple Pencilが有能すぎて思わずお尻の穴に入れたくなってしまう。

 

 

Apple Pencilがあると大学のオンライン授業も快適に受けることができる。オンライン授業だと紙で渡されるようなプリント類が全てデータで配信される。必要に応じてプリントアウトする必要があるが、iPadApple Pencilがあるとその必要がない。もらったプリントデータをiPadに表示してApple Pencilで書き込めば良いのだから。管理もデータ上だからプリントをなくす心配もないし、cloudを利用すれば描き込んだプリントをパソコンでもスマホでも見ることができる。この点においてはオンライン授業でよかったと思うことができる。

 

 

iPadはパソコンとスマホの間に存在するデジタルガジェットだが、Apple Pencilを使って「書き入力」に特化することで様々なことを便利にしてくれる。素晴らしいものに出会えてよかった。ありがとうI C T教育。

 

 

#12 あいぱっど


 高校生活を共にしたiPadの中身の整理をした。新しいiPadを買ったのでなるべく移行するデータを少なくするためだ。まず写真の整理から始めた。ものを捨てられないタイプなのでiPadの中には2000枚以上の写真が入っていた。その中には素敵な青春が……詰まっておらず、板書とノートの写真ばかりだった。もっと高校生活の楽しそうな写真があると思っていただけに軽くダメージをくらった。数1の板書とか生物基礎のノートとか今後見ることのなさそうなものをざざっと消去した。(ただクラスメイトの三分の一ぐらいが寝ているのが映り込んでる板書の写真は面白くて消せなかった)
 
 
味気ない写真フォルダの中でも比較的高2の頃は楽しそうで部活の写真とかがたくさん出てきた。いたずら小娘がやたらと僕のiPadで連写や動画を撮っていたので厳選してから捨てた。僕が教室で寝ている写真を隠し撮りされていたのがあったがこれも面白いので捨てられなかった。高3は真面目な写真ばかりで非常につまらなかった。
 
 
思い出の浸りながら写真を約200枚消去し(少ねぇなぁ)フォルダの整理へ移る。授業で送られてきたPDFの整理だが、高1高2の僕はファイル管理の術を熟知していなかったので保存先がめちゃくちゃで苦労した。英語とか日本史とかいい感じにまとまっているものと授業のプレゼン用に作った資料はcloudにブチ込んであとは全消去。かなりスッキリした。
 
 
これでだいたいの整理は完了、あとはお絵かきアプリのいらないデータを整理するだけ。さぁストレージが確保されたぞと思い確認してみると……29GB。(整理前は約31GB)
 
おぅ
 
 
29GB……?嘘だろ
 
 
僕はケチってストレージが64GBのiPadを購入した。もし仮にプラス17000円で256GBのiPadを購入していたら29GBなんてどうってことないのだが、64の内29もたいして使いもしない思い出容量が占めるのかと思うとびびって変な汗をかいた。深呼吸を3回して決意する。  
 
「データを移行するのやめよう」
 
 
 
 

#11 アイドル楽曲の明日〜乃木坂46『I see…』の快挙

 

先日、乃木坂46の25枚目のシングル『しあわせの保護色』に収録されているカップリング曲『I see…』のYouTube再生数が表題曲『しあわせの保護色』をついに抜いた。これは歴史的な快挙でアイドルの未来が明るいことを証明する嬉しい出来事だと思う。今回はこのグットニュースについてをお伝えしたい。


『I see…』が何故表題曲を抜いたのか。いくつかの理由があるとは思うがやはり大部分は『I see…』がわかりやすく良い楽曲だったからだと考えられる。YouTube にフルが公開されているので騙されたと思って聴いて欲しい。URLを貼りますので是非

https://youtu.be/nGZXxzN4-Pc
明るくて賑やかで楽しい感じ、思わず体が動いてしまうようなゴキゲンな王道ポップスといったところだろうか、どこか懐かしさ(古さ)を感じた方もいるだろう。凄く親しみやすいサウンド。実はこの曲は「SMAP感」というキーワードでMV公開時にちょっとバズりSMAPのファンが食いついてくれ再生数に大きく貢献した。悔しいことに僕は音楽知識があるわけではないのでこのSMAP感について詳しく説明することはできないが『I see…』には日本人に馴染みの深い雰囲気があることは伝わっただろうか。

 

もう一つ『I see…』が表題曲を抜いた理由を挙げるなら『I see…』のMVがshort verにならなかったこと。歴史的な快挙と表現するならMVがshortにならなかったことについては説明しなくてはならない。というのも坂道グループ(乃木坂46欅坂46、日向坂46)のカップリング曲のMVは楽曲がリリースされた時点でshort ver になるのがお決まりだからである。もしかしたら過去のカップリング曲もMVがshortにならなければ表題曲を抜いていたのかもしれないということを知っておいていただきたい。『I see…』がshortにならなかった理由は様々で、ドラマの主題歌だから、コロナの影響でライブで披露する機会がなくなったから、『I see…』を歌っているのは乃木坂46の4期生なので、新入りのメンバーを多くの人に見て欲しいからなどが考えられるが、1人のアイドルファンとしてはバズったからという説を信じたい。バズることができればshortになる運命を変えられるのではないかと夢を見たい。

 

そもそもアイドル楽曲のカップリングというものはアイドルファンしか聴かないようなもの。それが注目を集めてアイドルファン以外の人にも聴かれ、表題曲を超えてしまうのは極めて異例なことで、楽曲の良さがちゃんと評価されたということになると思う。

 

 

アイドル楽曲のカップリングというのはぶっちゃけ良い曲の確率は低い。だから欅坂46、日向坂46を応援している僕にとって『I see…』という良い曲を貰えた乃木坂46がめちゃくちゃ羨ましい。坂道グループはいわゆる握手権商法をしているので早いスパンで楽曲をリリースすることが求められている。当然クオリティの低い楽曲はある。作詞がダサいもの、作曲がダサいもの、歌が下手なもの…と様々である。そしてそれらを楽曲自体とは少し離れた要素であるMV、衣装、ダンス、ライブでの演出、メンバー間のドラマなどを足して神曲にするのがアイドルの文化である。だからカップリングも含めアイドル曲はメンバーが頑張って歌って踊っているのだから全て神曲であるとも言える。僕はそう思ってもいる。


アイドル文化は盲目的な信者によって成り立っていることは否定できない。だからアイドル楽曲自体を毛嫌いする人が一定数いることは理解している。僕は楽曲に対する評価の仕方が異なるので、音楽ファンとアイドルファンは決して交わることはないし、交えてはいけないと思っていた。それぞれを好きな人たちが好きな人たちだけで楽しめば良いと諦めていたからアイドルをもっと知ってもらおうとはあまり思わなかった。しかし、『I see…』が発表され、表題曲を超えて快挙を達成した。この曲はアイドル特有の加点要素を抜いても十分な魅力を持った曲だと思う。カップリングにも良いものが隠れていることを伝えてくれる『I see…』は閉鎖的なアイドル文化の風通しを少し良くしてくれたのではないかと思う。

 

ここまで語っておいてあれなのだが、僕は乃木坂46に関してはものすごいにわかである。欅、日向オタの分際で乃木坂の話をするのはいかがなものかと思ったのだが、書きたくなってしまったので乃木坂界隈にお邪魔させてもらった。名曲はグループを超える…はちょっと言い過ぎか?

 

乃木坂46には今、最も勢いのある女性アイドルグループの名に恥じぬためにも『I see…』のような高いクオリティの楽曲を制作しアイドル文化がさらに発展させていってくれることを期待している。アイドルの未来にはまだまだ希望がありそうだ。