テラダのブログ

どこにでもいるふつうの大学生がちょっとカッコつけて書くブログ

#24 およそ120時間のエヴァ体験

 

最近、第二次宇多田ヒカルブームがきていて、ずっと宇多田ヒカルのアルバム「初恋」をリピートしている。そんな僕の目の前に現れたのが宇多田ヒカルの新曲「One Last Kiss」だった。この曲がエヴァの映画の主題歌になったこと知っていたので、エヴァを全く知らない僕はちょっと聴くのに躊躇ってしまってM V公開から三日後に聴くことができた。なんかね、あまりにもT Lがエヴァの熱気に包まれていたものだから一歩引いてしまったんだよね。

 

 

「One Last Kiss」を聴いてみて、やっぱり宇多田ヒカルはいいなと思いながらYouTubeのコメント欄を見てたら「これは、ゲンドウの歌かもしれない」みたいなコメントがいくつかあって、「ゲンドウって誰だよ(エヴァの登場人物であることは察した)、ってかエヴァファンはネタバレを避けるんじゃなかったのかよ」とぼやきながらもちょっとだけエヴァのことが気になってしまった。たまたまその日が丸一日予定のない暇な金曜日だったので、試しにエヴァの映画とやらに触れてみようと思って気づいたらQ見終わっていた。エヴァくそ面白い。

 

 

さあQを見終えて、僕には三つの選択肢があった。①シンを見に映画館へ行く ②アニメ版を見る ③考察サイトを見る さぁどうする。うん、①だ。②にもありだとは思ったのだが、どうも中盤からストーリーが変わっていくらしく、エヴァ初心者の僕は頭が混乱してしまいそうなので却下した。(26話+映画2本を見る覚悟がなかった部分もある)③も悩んだのだけど、ここまでエヴァを理解していない状態で最後まで見た方が面白いのではないかと考え、考察サイトなどは一切見ないで映画館に行くことを決めた。

 

 

圧巻だった。こんなにも綺麗に完結するとは思っていなかったし、それでただ完結させるだけではないこの不思議さ。心の底から映画館に行って良かったと思う。やはり、アマプラやネトフリをスマホで見るのとは違う。音響もそうなんだけど他の鑑賞者の雰囲気とかを体験できた気がする。エヴァ初心者だけど最後の最後にエヴァを体験できてよかった。

 

 

僕は聖書にも他の庵野作品にも明るくないのでエヴァが持っている一番表面的な部分しか読み取れなかったが、それでもおもしろかった。「シンジ頑張れよ」と「シンジ頑張らなくていいよ」の二つがずっと頭の中で囁いていた気がする。特にシンの序盤はシンジの苦悩が想像しきれなくてキツかった。

 

 

解説・考察系を一切見ずに、シンまで突っ走ってしまったので僕はエヴァンゲリオンをシンジを中心とする子供の物語だと感じた。解説・考察系を見ないで行ったのは正解だったと思う。わからないところを“わからない”で隅に置いておくことができたし、結局よくわからない用語類は中途半端にわかってしまうより“わからない”ままで良かった気がする。シンでもそれらが説明されることはなかったし。(冷静に考えるとエヴァは説明しなさすぎだな。驚いた。)」

 

 

これは、およそ120時間でエヴァを消費し、体験したお話。僕はアニメ版の世界に足を突っ込む覚悟を決めた。さよなら、いってきます。

 

 

エヴァ関連の興味深い考察があったらここのコメントでも、lineでもいいので教えてください。僕の目がキラキラ光ります。)